アングル型パッチパネルを使用したケーブリング

データセンターで多く使われているパッチパネルは、実装密度を高めるために1U(ユニット)に48ポートの高密度タイプなどを利用する事があります。抜き差しの多い運用の場合、高密度タイプだと作業性が低くなり、誤抜の原因になる事もあります。また、実装密度を高めるためケーブルマネージメントを使用しないと、ラック内のケーブルが煩雑になってしまい管理不能になってしまうケースもあります。

アングル型のパッチパネルを使用すれば、ケーブルマネージメントを使わなくても、左右へパッチコードをきれいに振り分ける事が可能となり、高密度実装においても抜き差しが容易になります。またケーブルマネージメントなしで管理できるため、フラット型のパッチパネルのおよそ半分のスペースで同数のポートを実装する事が可能となります。
アングル型のパッチパネルを使い高密度の配線を行なった場合、一般の高密度パッチパネルに比べてケーブルの抜き差しが容易になり作業性が良くなります。さらに、スペースも削減することができます。