ケーブルマネジメントを使ったケーブリング

データセンターなどでパッチパネルを単体で利用すると、下に設置したパネルのポートにケーブルが覆いかぶさってしまい作業が困難になります。そのまま運用を続けていると、ケーブルが絡まってしまったり、撤去の際に誤抜してしまいネットワークをダウンさせてしまう可能性があります。

フラット型のパッチパネルを利用する際、ケーブルマネージメントを併用することで、パッチコードを左右に振り分けることが容易になり、管理性や運用性を高めることができるようになります。また、ケーブルマネージメントを使うことで、ケーブルにかかるテンションがコネクター部分に直接かからなくなるためコネクター部の接続不良防止にもなります。
パッチパネルとケーブルマネージメントをセットで使うことで、運用性の高いきれいな配線をすることができます。ケーブルマネージメントの併用は、パッチパネルを使用する際の基本的なポイントになります。