情報配線規格
情報配線規格の体系
日本で主に利用されている情報配線規格体系

情報配線規格
ISO 規格(ISO/IEC 11801)
- ・汎用電気通信配線システムの国際規格
- ・光ファイバー配線 及び メタル配線 どちらにも対応
JIS 規格(JIS X5150)
- ・ISO/IEC 11801 の翻訳により策定した、日本工業規格
- ・光ファイバー配線 及び メタル配線どちらにも対応
TIA 規格(ANSI/TIA-568-C)
- ・ISO と同等に情報配線及び配線材料を規定
- ・主にオフィスビルにおける情報配線について規定
- ・データセンター向け規格としては、ANSI/TIA-942 が定められている
伝送規格
IEEE の伝送規格では、主に通信で使用される信号の波形やレベルなどが定められています。この通信性能を満たすために必要な情報配線の要件を定義したものがISOやTIAで定められている情報配線規格になります。

情報配線規格の体系
ISO と TIA 規格における表現の相違
ツイストペアケーブルの性能を表す表現が、ISO と TIA で異なります。

伝送規格と情報配線規格
伝送規格で定義された通信性能を満たすためには、情報配線規格で適合した配線部材を使用する必要があります。
