「教育!?」 っぽいお話

皆様、大変ご無沙汰しておりました。

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます!

 

 

さてさて、新年を迎えて、もう2か月がたってしまいましたが、いかがお過ごしでしょう?

私は、先日の大雪の中、ちょっと車で遠出をしてヒドイ目にあってしまいました。  ホントヒドイメニアイマシタ

まぁ、よくあることですよね  ショーガナイ!

 

 

と、言う事で

 

「教育!?」 っぽいお話をしていこうと思っています。  オー!

 

「教育」っていうと、なんか上から目線っぽい言葉ですねー。  カッコイイ!!

 

 

 

「そんなのやってるにきまってるじゃん!!  ナメンナヨっ」

「そもそも、次の世代なんていないし!  一人部署だしー!」

 

 

色んな声が聞こえてきそうですが、無視して進めますね。  フフフ

 

 

今回お伝えしたいことは、業務を教えていく過程

 

 

なぜ、この方法選択したのか

なぜ、この材料選択したのか

なぜ、この業務必要なのか

 

 

こういった、、その業務にまつわる「なぜ」を一緒に伝えていくことがホント大事なんです! と言う事です  ミナサンヤッテマスカ?

 

 

 

新入社員の素朴な疑問によくある

 

「なんであの人とあの人はいつも険悪な感じなんですか?」  ナンデダローー

 

 

 

みたいな疑問には、皆さんちゃんと理由を教えてあげますよね~

 

「あの人とあの人は、昔〇〇ちゃんの取り合いがあってスゴイ仲が悪いんだ~」

 

 

 決して、

 

「ぽっちゃり君」と「おじさん」は、一緒の会議に出してはいけない! これだけ覚えておいてね

 

ってだけ教えたりしないですよね。

それと一緒ですねー  イッショカッ?

 

 

「物理インフラの知識」は、覚えようと思えば、それこそインターネット技術情報誌などでも手に入れられます。

が、その会社の物理インフラの「なぜ」は、理由を知っている人が伝えないと誰にもわからなくなってします・・・・・

社内事情と一緒ですね   ウンウン

 

 

前にも書きましたが、物理層でありがちなシステム側からの「イレギュラー」な要求に対して、本来のルールが作られた目的背景理解できていれば、対応方法の選択幅が広がりますよね~

 

 

それが、本来教育の過程で身に着けていく大切ノウハウなのです。

 

実は、このように背景まできちんと教えていく文化が会社内に根付くと、思わぬ副産物も生まれます!

 

 

「テキトーにやっちまったんだよ!」 とか

「しょーがないじゃん。 やっちまったもんは!!」

 

みたいなことを、部下後輩にも言わなくてはならなくなりますよね・・・・   マジカ!

結果として、テキトーな事がやりにくくなるんですね! ギャクギレ ボクメツネ

 

何と言う副産物!!!!  イッセキニチョー

 

 

 

 

是非、皆さんも進んでやってみていただけたらと思います!

 

 

デザイン、ポリシー、教育

 については、これで終了です~

 

年をまたいでのお付き合いありがとうございました。

それでは、また次回をおたのしみにです~~ 

「ポリシー!?」っぽいお話 第3回

年内に更新しますと宣言してしまったので、頑張りました ガンバッタンデスヨー

と言うことで、年内最後の更新です。

 

 

前回から書いている通り、「ポリシー」を作るときは、具体的な方法を決め打ちするのではなく、

 

 

「ラックに搭載されている機器の吸気温度が、常に26度以下にする」

 

 

ポリシーとして、それに対して今日現在では最善の方法は

 

「FAN を天井面につける」

 

と言う事にすると、みんな幸せに年が越せると言う事ですね。  ナンノコッチャ

 

 

で、その「ポリシー」を運用する人が「最適な方法」を選択するんです。

お施主さんがポリシーに則り選択した最適の方法(ルール)で実行するのが、SIerさんや、施工業者さん、運用委託さんと言う事ですかね。

 

 

こうすることで、通常時には作業者さんに対し改めて指示することなく、「ルールを守りながら作業を行う」ってもらうことができますよね

さらに、実際にその通りに行っているかを「確認する」して、違う事をやっていれば指摘して直してもらうことができるんです。

 

お施主  : 守らせる人

実行者  : 守る人

 

と言う感じですかね。

 

 

また、イレギュラーな事象が発生した際には、「お施主さん」が最善の方法の選択と指示を与え、受けた方は支持された方法に基づき作業を行う。

 

お施主  : 指示する人

実行者  : 指示された通りに作業する人

 

 

と言う構図も生まれてくるんですね。

 

 

こうすることで、物理インフラが「現状にマッチしていないルール」に縛られたままでの運用から解放されるようになるのです。

 ポリシー自体には何も変化はないため、品質面であったり、むりくり現状に合わせていないために運用施工的な部分へのしわ寄せも最低限に抑えることができるようになるんです。 イイコトバッカリー

 

 

そして、これまで書いてきたような形で「ポリシー」を作って運用しておけば、イレギュラーな対応について社内からの変えた理由への問い合わせの回答も

 

 

「ポリシー通り28度以下に機器の吸気温度を維持するためには、今までの方法では難しかったため、今回の方法を採用しました」

 

 

と、なるんですね。 エーー ソレハドーダロー

 

 

と、言う事で「ポリシー」っぽいお話はこれでおしまいですー

次回は、来年の更新の予定です。

 

本年は長々とお付き合いありがとうございました。

年末年始に緊急メンテで呼び出されないで、平穏な年末年始をお迎えできるように心からお祈りしております。

では、よいお年を~

 

「ポリシー!?」っぽいお話 第2回

すみません。 とんでもなく時間が空いてしまいました。

決して、さぼっていたわけではないんです。  ホントデスヨ

 

 さてさて、前回から始まった 「ポリシーっぽいお話」 ですが、小難しい話になりそうですね。。。。

 

気にせずに進めます!

 

 

 

先ずは、実際に運用が始まった場合に、ポリシーってどういう風に扱われるのでしょうか。

 

よく耳にするのが、

 

 

「ホントはこうやった方がいいってことは判ってるんだよ。 でもねうちは、他もこうだし既存がこうなってるから~~~」

 

 

まぁ、ありがちですよね。

わかっててもやれない(やらない)って言う事、ほんとあります。 アルアル

  

しかし、データセンターやマシンルームの中身使い方が当初デザインした時と変わっているのであれば、いままでのやり方を変えていくことは必要なんじゃないですかねぇ。。。 って思うんですよ  ホント ニオモウンデス

 

 

ただ、何でもかんでも変えていくことは、混乱品質の低下管理・運用性の低下を招く原因になったしますよねー。。。 ソノトーリ

 

 

そこで、ポリシー(方向性)と言う考え方が、大切になってくるんです。 ホーコーセーデス

 

 

  

時代の変化、企業の規模、サービスの内容、利用方法など様々なものが変化した場合、その「目的」を達成する、今よりももっといい方法があるかもしれないって感じたことありませんか?  アルアル

 

なかには、当初考えていた「目的」そのものが、今は必要くなってたりする場合もあるかもしれませんよねー

でも、ルールだけは残ってたりしちゃってませんか?  ヒドイデスネー

 

 

ポリシーとは、「指針」であって、「達成するための一つの方法(ルール)」ではないと考えた方が現実には即しているのです。

 

 

目的や背景に対する方向性 = ポリシー

 

具体的な一つの方法をやり続ける事は、ポリシーと言うよりも「決まり事」だと感じます。

 

 

漠然とした表現が続いているのでわかりにくいかと思います。

ちょっと例を挙げてみますと

 

 

企業A さんの場合

  

ラック内部に高負荷の機器を乗せても対処できるように、ラック天板にFANを付けます! というルールで現在でも設計を行っているそうです。

 

 

実はこの会社さんがこの考え方を始めたころには、フロントの扉はアクリルリアの扉が鉄板のタイプのラックを使用していたそうです。

 

ラック内の冷気の流れとしては、架台に乗せたラックの底面が全面的に開口になっていてそこから冷気がラック内に直接吹き込まれる感じですね。

で、機器からの排熱を、天板にFANを取り付けて天井面から排出する方法になっていたそうです。

 

 しかし今では、マシンルームをリニューアルして、最新の空調方式を採用したそうです。 ココガダイジ

 

コールドアイル囲い暖気と冷気を分離する冷却方式(コールドアイルキャップ?)を使っているみたいでした。

 

 

しかし、いまだにラックを選択する際に、FANを取り付ける事が仕様として求められていました。

 

 

空調方式がかわり、ラック内環境への対応が「FANによる排気」から「冷気と暖気の完全分離」に変わったのであれば、FANの役目はシューリョーでは??

と思ったのですが、、、、  オモイマセンカ?

 

「FANを付けるのはうちのポリシーだ!」

 

だそうです。。。。。 エーーーーーー

 

ラックの冷却方法が、前後の扉メッシュにして、Hot/Cold Isle 方式の空調方法になっている現在、ラック天井のFANの必要性は下がっています。

さらに今回のケースのように、冷気と暖気の完全分離方式を採用しているのであれば、なおさら必要性は低いと思われます。。。。

 

 

逆に、故障や(微々たる)FANの消費電力コンセントの口の消費、FANそのもののコストなどが発生します。

 

 

だったら変えればいいんですよね。

 でも、「FAN」を付ける事がいつの間にか「ルール」になってしまっているため、なかなかそこを変更できないでいるみたいです。

 

 

「FANが~~~」ではなく、「ラック内の全てのIT機器の吸気温度が適切になる最善の対策を取ること」ポリシーとして決めるとどーでしょーか? 

これが、ポリシーを考えるときに大切なことなんですね。 

 

 

そうすることで、今までは「煙突式冷却+FAN」最適解だったのが、「冷気と暖気の完全分離」という新たな方法採用されたのでFANはもうなくても誰も文句は言わなくなりますよね。

 

 

 

某チョー大手の海外ITサービス事業者は、データセンターを作るたびに色々な試みをしているそうです。

そして、常にそれが正しいのかを見極め改善を行っているのだそうです。 スゴイデスネ

 

要はデータセンター規模でのトライアンドエラー ですね。 シカモデッカイDCナンダッテー

 

正しいのか? と言うことは、目的達成する方法検討なんですよね。 

彼らが考える理想結果「目的」であり、その方向性を実現する方法を追い求めているという事です。

 

 

つまり「我々のポリシーは、〇〇であり、それを最大限の効率で実現する方法を模索している」 と言う事です。

 

 

逆に、ある日本のチョー大手通信系IT企業の場合、昔作った決まり事を守り続けることで品質維持することを行っています。

この、「日本の品質」守ることが彼らの指針であり、それを実現するための方法として昔作ったルールを守り続けているということですかね。

 

 

これって、どちらも正しいですよねー  カッコイイーーーー

 

 

まぁ、正しいのですが後者場合には、それが「本来の目的を達成するために最適であるか?」常に見極める事も併せて考えておかなければならないことなんです。 ココガタイセツ

 

 

いつの間にか、「守る」 ことが目的になってしまっているんですよね。

 

 

さてさて、出てきました。

次のキーワード 「守る」 です。

 

 

 いやー、長くて難しい話でしたね。 

今日はこの辺でおわりにします!

 

次回は、年内に必ず更新します!  

 

「ポリシー!?」っぽいお話 第1回

 

今回から、ポリシーっぽいお話をしていこうと思います。

 

こう書き出すと、なんだか堅苦しい感じになりそうですよね。

最近、ちょっとまじめ風な文章になっているので、少しラフメに進められたらと思っています。

 

 

で、この「ポリシーっぽいこと」について、どんな話をするのかと言う事ですが、具体的に

 

 

「ケーブルは、この用途ではこの色で、この場合にはこの色を使う」

 

「電源は床下で、通信は架上」がお勧めのポリシーです! コレハウソデス

 

 

みたいな細かい話は、しません!!!  イイキリマシタッ

 

 

 

またカヨって言わないでくださいね。  ホントマタカヨ

それでも、皆さんの考え方に少しでもプラスになるような内容にしていこうと思っていますので。。。。。。ユルシテネ

 

 

 ここではこんな話をしようかと思っています。

 

  構築や運用ポリシーの考えかた

  どのようにそれを運用するのか

 

 

  

さてさて、でも話を始める前にそもそも、ポリシーってナニ? どーいう意味なの?」 って人もいるかと思いますので辞書で調べてみました。

 

 政策、方針、指針、方向性

 

だ、そうです。。。。。 

 

政治の世界では、政策とかって意味に使われるんですねー。

マニフェストとか、なんか難しいカタカナが増えてきましたよね・・・・・・・サイキン

 

 

で、IT業界(物理インフラ業界?)では、どうかというと

 

方針、方向性的な感じになるんでしょうかね。 

 

なんとなくですが、「ルール」っぽい意味合いで使われることが多い気がしますが。 キノセイデスカネ

まぁ実際には、決まり事的な意味合いで使われることもあるという事ですね。ハイ

 

 

でーすーがー!

立場にもよりますがポリシーっぽい事を考える人は、できれば「方針」とか「指針」的にとらえた方がいいかと思います。

 

「うちは、こういう方向性で作ります、運用します」

 

って感じですかねぇ。

実はこれが、みんなが幸せになれる秘訣だったりするんです。 シアワセッテナンダッケ? 

 

 

「この部分には、使い勝手がよかろうが悪かろうが、このやり方しか絶対にしません!」

 

みたいなのは、どっちかと言うと「法律(ルール)」なのかなぁって思っています。

これはこれで大切な部分ですが、そこは別の決め事としてとらえた方が良いかと思います。ハイ

 

 

なんか、メンドクサー な話になりそうなのですが、この違いも含めてなるべくわかりやすく、ためになる(?)かもしれないように進めていきたいですねぇ・・・・ デキルカナァ

 

ページの都合で今日はここまで!(ちょっと自信がないので)

続きは次回に!!!  マジカヨッ

お楽しみに~

 

 

 

 

 

 

「デザイン?」 っぽいお話 第3回

 

前回デザインっぽいお話として、責任分界点についてお話ししました。

責任分界点の話だけで、デザインになってないじゃないか! 

って言われそう(言われました)ですが、責任分界点をきちんと決めてそれぞれの区間を組み合わせればインフラの概要は見えてくると思います。

それが、デザインの骨格になるのです。

 

 

 責任分界点を組み合わせていく中で、ちょっと意識できたらいいなーっていうことは、それぞれの区間が要求する「品質」に合わせてデザインするっていうことです。 コレシッテルト  オ・ト・ク ♡

 

 

 

「うちは、こういうポリシーだから、全てをこれに則った考えでつくっているんです」

 

 

と言う言葉を聞いたり言ったりしてませんか? 

 

このセリフは、この先に書こうと思っている「ポリシー」っぽい話にもでてくる名台詞です。 ヨクキキマスヨネー

 

 

まぁ、正しいと言えば正しいのですが、、、、、、ただ、どこの何の部分を言っているかによりますよね。 ヨルンデスヨ

 

 

 

例えば車を購入する場合で考えてみましょう。(強引な持っていきかたですね・・・・)

 

人によっては、全て最高の品質である「フラッグシップモデル」を買うこともあるでしょう。 ウラヤマシー ホシーョー

ぽっちゃり君みたいに、乗り降りするときにお腹がつっかえにくいワンボックスを買うこともあるでしょう。 コレハドーデモイイデスネ  ハイ

 

 

では、企業が車を購入する場合はどうでしょうか?

 

  社長が乗る車(いまどきあんまり見なくなりましたね)

  輸送用の車

  営業車 ぽっちゃり君、たまには洗車してくださいね)

 

これって、目的用途によって明確にグレード車種分けて選んでいませんか?

 

 

物理インフラも、そういう観点で選択をすることが大切です。 ヨクワカラナイデスヨネー

 

 「うちは、こういうポリシーだから、全てをこれに則った考えでつくっているんです」

 

 

だと、営業車も社長の車もおんなじグレードになってしまいますよね。

 

そーじゃねーだろ、社長の車はコレ、営業車はコーいうの、っていうのを決めてるんだよ。 ルールとして

 

 

おっしゃるとーりです!!!  ワカッテマスッテ

 

 

それじゃー、物理インフラの場合はどーなんですかね?

製品のグレード(価格とか)ではなく冗長構成や運用性、可用性、拡張性など、どこに焦点を置いて考えるかっていう所になります。

 

 

例えば、バックボーン・幹線など、全てのサービスの基盤になる部分は、コストよりも可用性拡張性品質に意識を置くことが必要ですよね。。。。

 

しかし、非常に安価なサービスや一時的なサービス、拡張性が必要ではないサービスなどに対しては、必要最低限の品質や可用性でもいい場合があったりしませんか?

 

それらを、全て同一のやり方でやることは、コストがかかったり、逆にコストを下げるために本当に大切な部分を削ってしまう結果になったりすることってないですか?  アルアル

 

 

そういう所を意識ながらデザインすることが、コスト品質無駄をなくすことになるんですよー。 マァ、ソーイウコトデス  ハイ

 

 

 

責任分界点明確化することで、この「求める品質の境界線」が見えるようにもなります。 スゴクナイ?

 

 

責任分界点ってスゴイ大事って思いませんか?

 

 

 

ラックにどうやってパッチパネルを搭載するか?

何本配線するのが一般的?

今って1デスクに何ポートくらい引くのがふつう?

配線って、架上か床下かどっちがいいの?

 

この辺の話は、、、、、もういいですかね。 ユルシテクダサイ 

 

 

と言うことで、次からは違う話に突入しましょー  ソウシマショー