ケーブルの階層化

データセンターやサーバールームで、光ファイバーやUTPケーブルを配線ルート上にまとめて敷設しているケースがよくあります。その場合、変更・増設・移設・撤去の際にケーブルがぐちゃぐちゃになり手間がかかったり、光ファイバーが傷むことがあります。

ケーブルルートを階層化しケーブルの種類毎や利用方法毎に配線することで、施工性、運用性が高まります。敷設時だけでなく、撤去の際にも作業性が高く、光ファイバーのようなデリケートなケーブルを固いケーブルで傷つけたりすることもなくすことが可能になります。
ケーブルルートの階層化は、ケーブル本数が増え続けていくデータセンターやサーバールームにおいて非常に有効な手法の一つです。線種や利用方法ごとに階層化することで高い運用性と管理性を維持することが可能になります。