ネットワーク専用ラックを使用したケーブリング

ケーブル収容量が小さいラックに大型スイッチを搭載すると、モジュールが増えケーブル本数が多くなるにつれ配線が煩雑になり、最終的にはケーブルが溢れだしてきてしまうケースがあります。このような状態では美観を損ねるだけでなく、作業性も悪く、またケーブルのダメージやエアフローの悪化、誤抜線によるシステムダウンなど、障害が発生するリスクが高まります。

W=800mmのネットワーク専用ラックを使用する事により、運用性やネットワークの信頼性がより高まります。
大型スイッチのように、ケーブルが集中して集まる機器を収容する場合、ラックのサイズ(横幅)を十分確保する事が大切です。ラックを用途に合わせて選定を行うことが重要です。

ケーブルが多く集まるネットワーク機器を搭載する場合、ケーブルのキャパシティが低いラックを使用するとケーブルが溢れ運用が困難になります。専用ラックを利用することで、ケーブルの整理が容易になり、高い運用性と信頼性が確保できます。